(左から順に)
京都市教育委員会事務局 総務部
学校事務支援室
高橋様
石川様
京都市立呉竹総合支援学校 事務長
小槇様
京都市立呉竹総合支援学校 教頭
伊丹様
京都市教育委員会が管轄している校園は、現在全271校園、分校1校。このうち、比較的教職員数が多い=トナーをよく購入するということを選定条件に、すでに、総合支援学校7校、分校1校、高等学校9校で導入をいただいています。
導入先のひとつ、呉竹総合支援学校は、児童生徒190名が在籍する特別支援学校です。よりよい教育のためには、印刷することが欠かせない一方で、印刷コストが非常にかかっていく点に課題意識をもたれていました。
そこでTonerSaverを導入し、どのように変化されたのでしょうか↓
-貴校の今までの印刷状況について教えてください。
教職員数は、現在126名です。 京都市立学校でも多い方だと思います。 そのため、人数に比例してプリンターも多く所有して、現在21台のプリンターがあります。 本校の場合は、保護者の皆様へ様々なお便りをプリントアウトしてお渡ししています。 様々な情報をきちんとお伝えするようにしていますので、プリンターの利用頻度は非常に高いです。-そうすると印刷コストはかなりかかっていらっしゃいましたか。
そうですね。 他校と比べても非常に多いと思います。 どうしてもコストがかかるということで、リサイクルトナーを使わざるをえない時もありました。 また、両面印刷や、数値的に枚数や金額を毎月グラフにして見える化しながら、教職員になんとか節約してくださいと周知しても、なかなか言葉かけ、意識の形成をしていくだけでは限界がありますね。-TonerSaverの導入のきっかけは何だったのでしょうか。
以前、ある学校でリサイクルトナーを使っているプリンターが壊れたことがありました。 教育委員会が学校現場に導入しているすべてのプリンターは、保守契約を結んでいるのですが、故障原因がリサイクルトナーであると判断されれば、有償での修理になってしまいます。 学校現場からすると少しでも印刷コストを抑えたいので、リサイクルトナーを使わざるをえない状況は理解しているのですが、故障原因の特定にあたって、リサイクルトナーのメーカーと、保守業者の主張が異なるということでトラブルになるケースが何度かありました。 そんなときにTonerSaverを紹介いただき、純正トナーのままでもコスト削減が見込めることがわかり導入を決定しました。-ほかに、導入の決め手になったポイントはありましたか。
教育委員会の方で、すべての校園の事務系のネットワークのパソコンのセキュリティを全部管理しているのですが、TonerSaverは現場(学校)の方で、クリック数回の操作(※ネットワーク配信)でインストールができるという点もいいなあと思いましたね。 あとは印刷の都度、この印刷はきちんとしたものだから、綺麗に100%で出力したい時はそうできますし、この印刷は職員間の打合せで使うから薄くていいよねと、1枚単位で削減率を設定できる点も気に入りました。-導入までに、かなりシミレーション(検証)をいただいたそうですね。
教育委員会から、本校に試行を頼まれて、教育メディア主任とともに6か月間実施しました。 TonerSaverを入れた場合と入れない場合で、大体1本のトナーでどれくらいの枚数が刷れるかを検証してみました。 結果、TonerSaverを入れない場合の枚数では、約8,400枚。 TonerSaver(ほぼ30%削減で検証)を入れた場合の枚数は約12,000枚でした。 (※NECマルチライター8250の場合) この検証でかなり効果があるなあと実感しました。-現在は何%削減くらいで使用されているのですか。
授業での印刷物や進路関係、対外的な機関等への文書に関しては削減せず100%で印刷するようにしていますが、それ以外の校内印刷物は30%削減でやっています。 保護者の方にお配りするプリントなども支障がなければ30%削減でやっています。 初期設定を30%設定にして、なるべく出力する先生方の負担をかけないようにワンクリックで印刷できるようにしています。-導入されての効果はいかがでしたか。
京都市立学校では、学校予算の学校長裁量権の拡大とともに予算の有効活用を図るための様々な制度があります。 そのひとつが、管理経費を節約して、その費用分で教材等が購入できるというものです。 TonerSaverの導入や様々な取組により、今年度は40万円の節約ができ、その結果、教材購入や本校の教育の充実にむけて、教職員の資質、授業力の向上のため外部専門家講師を招聘した研修会を実施することができました。